長距離をゆっくりとした速度で走ることで基礎体力を高める
LSDについて解説。1時間以上かけて、ゆっくりと長い距離を走ることで基礎体力の向上や、脂肪燃焼効果による高いダイエット効果が得られます。
LSD(Long Slow Distance)
LSDはLong Slow Distance(ロングスローディスタンス)の略で、比較的長い距離を、ゆっくりと時間をかけて走る長距離低負荷運動です。
通常は、1時間以上走ることが多く通常のジョギングよりもさらにペースを落として走るため、ジョギングフォームの矯正効果もあります。
また、低負荷運動なためケガ・故障が少なく、長時間の有酸素運動による脂肪燃焼効果が得られるためダイエットには非常に効果的な運動です。
走行距離よりも走行時間を決めて走ろう
LSDをおこなう際は、あらかじめ走行距離を決めてしまうとペースが早くなってしまうことが多いため、最初に走る時間を設定して時間内にできるだけゆっくりと長い距離を走ることを目標としましょう。
通常は1時間以上、上級ランナーでは2~3時間かけてLSDをおこないますが、初心者は30分でもいつもよりできるだけゆっくりとした速度を心がけているうちに、いつもより長く走れてしまうこともありますので、トライしてみるといいでしょう。