自分の走り方の傾向を知ろう
ジョギングシューズの選び方で欠かせない「走り方」によるシューズ選択について解説。オーバープロネーションやアンダープロネーションなど自分の走り方に合わせたシューズはベストパフォーマンスを引き出します。
走り方の傾向とは「体重のかかり方」
普通のシューズでも体重のかかり方の偏りによって、磨り減る場所が異なることは経験したことがあると思います。
走る場合も同様に多くのひとは、着地した際に体重がかかる比重が「内側」か「外側」のどちらかに比重が偏っています。
体重が内側にかかることを「オーバープロネーション」、外側にかかることを「アンダープロネーション(サピネーション)」と呼びます。
どちらも極端な偏りは足首に大きな衝撃を加えるため、足首や膝を痛める原因となります。
自分の走り方を確認する
使っているジョギングシューズのソールの減り方が、どちらからに偏っていれば確かめることができます。ただし、重心以外の身体の歪みなどが原因の場合もあるため必ずしもシューズの減り方だけでは判断できませんので、ご注意ください。
- 内側の減り方が激しい
- アンダープロネーション傾向
- 外側の減り方が激しい
- オーバープロネーション傾向
お手持ちのシューズで確認できない場合は、脚の形から推測することもできます。こちらもあくまで脚の形による傾向なので、参考程度にしてください。
- 脚の形が「X脚」気味
- アンダープロネーションが多い
- 脚の形が「O脚」気味
- オーバープロネーションが多い
近くにスポーツショップがある場合は、ショップスタッフに確認してもらうほうが間違いがないです。
どのようなシューズを選ぶべきか
多くのジョギングシューズは「オーバープロネーション」、「アンダープロネーション」のどちらかを補正する構造になっています。
シューズメーカーの説明を見ると記載されていることが多いので、確認してみましょう。