20代・30代の働く男女400人に聞くスポーツ実態と意向
コカ・コーラ社が「アクエリアス・スポーツ実態調査」結果を発表
日本コカ・コーラ社は10月9日に、20代・30代の働く男女400人を対象にスポーツに関する実態調査の結果を発表した。
「アクエリアス・スポーツ実態調査」と題されたこの調査は「ここ最近、スポーツをはじめた」ことによる意識・環境の変化や、スポーツをしないことによる弊害などについて検証している。
調査によると「スポーツ初心者」の多くは「お金がかからず」、「一人で気軽にできる」スポーツを楽しんでおり、スポーツをする人はしない人と比べて「規則正しい私生活」を送り、「仕事のやりがいが高い」などの傾向が明らかとなった。
ジョギングなどの手軽な「低予算スポーツ」が人気
人気のスポーツは長引く不況の影響と健康意識の高まりなどから、「ウォーキング」や「ジョギング・ランニング」などお金がかからないスポーツが多数を占めた。ジョギングは仕事後に気軽におこなえることも高評価につながったようだ。
スポーツにかける費用は長引く不況の影響などから「0」円が約4人に1人(25.5%)と最も多い半面、お金をかける人の平均は月6,149円と二極化現象が見られた。
スポーツを始めた理由は「ダイエット」と「健康維持・向上」
スポーツを始めた理由は「体型維持・ダイエット」(68.0%)と「健康維持・体力向上」(65.5%)が大半を占め、ダイエットと健康維持・向上への関心の高さがうかがえる結果となった。
そのほか、「ストレス発散」(42.0%)や「何か趣味を持とうと思って」(22.5%)などメンタルヘルスへの関心も。
スポーツをはじめられない理由は「仕事の疲れ」と「仕事の忙しさ」
スポーツをしたいができない人は、「仕事で疲れて」(55.0%)と「仕事で忙しくて」(44.0%)が大半を占める。
また、「休日は家でのんびりしたくて」(48.0%)、「お金がかかる」(30.0%)などいずれも仕事や経済的理由がよく見られる結果となった。